‘Kipple’タグの記事

1 = 0 »

[1]

a = b とする
この条件により、下記の2つの式は自明である
a2 = a2 …(1)
b2 = ab …(2)
そこで、式(1) から式(2) を引く
a2 – b2 = a2 – ab
両辺を因数分解して
(a+b)(a-b) = a(a-b)
両辺を (a-b) で割ると
a+b = a
両辺から a を引くと
b = 0
両辺を b で割ると
1 = 0
となる…

[2] あるいはまた…

1 を大きな数で割っていくと、商は限りなく 0 に近づく。
したがって極限では
1/∞ = 0 …(3)
両辺に∞を掛けると
1 = 0
となる…

ちなみに (3) の式は
1/0 = ∞
と変形することもできる。
要するに 0 で割ると無限大。

※ 念のため書いておくと、0 の除算はルール違反なので、[1] も [2] も不正。中高生のみなさん、だまされないように。もっとも、一番だまされやすいのは、もう何年も数学から離れてしまったぼくのようなおじさんたちかもしれない(おばさんたちは、はなから数学に興味がないからだまされようがない)。

Tail-Lagoon @ 01:51   |   PageUp

最後の蝉 »

蝉が一匹、あちこちにぶつかり、もがきながら飛んでいるのを見かけた。周囲に仲間の鳴き声もなく、おそらくは子孫を残すのに失敗したことだろう。目覚めるのが遅すぎたのだ。既に夏は過ぎたのに、遅れてやってきた、最後の蝉。少し哀れだ。

Tail-Lagoon @ 16:06   |   PageUp

三角形の無限分割 »

三角形の無限分割 1

ひとつの三角形は、無限の三角形に分割できる。

三角形の無限分割 2

無限に分割した結果がこの三角形だ。これは1個の三角形ではなく、無限個の三角形なのである。

さらにまた、この無限の三角形の中から任意の1個を取り出し、同様の操作を加えれば、新たな無限個の三角形が生み出される。

無限は至る所に存在する。想像すると目眩がする。

Tail-Lagoon @ 07:53   |   PageUp

生存 »

 だいたいイキモノってのは、ただ生き続けるということだけでも、ものすごくタイヘンなことなのであり、生きている間、生き延びるために生きてゆくことに必死だ。この「必死」という字、「必ず死ぬ」って書くくらいだから、まずたいがいは死んでしまうものなのだ。生き延びるということは、それほどすばらしい幸運に恵まれない限り困難なことであり、だからこそイキモノにとって、生存する以外のことはすべて些事でしかない。

 ところが、ヒトというイキモノの、それもセンシンコクなどと呼ばれるところに住んでいる連中となると、そこでは高齢化社会なんてことになっていて、もはや長生きすることはアタリマエで当然なことになってしまっているのだ。

 つまりセンシンコクのヒトというイキモノの大部分の個体にとっては、相当歳をとらないかぎりは、生き延びることは必死でもなんでもなく、些事にしかすぎなくなっているのだ。オイシイとかタノシイとかキレイとかカイテキなんてことが生きる上で恐ろしく重要な比重を占め、とにかくただただ生き延びるなんてのは、限りなく退屈で無意味な人生ということになってしまった!

 もしも、ただ生き延びるというそれだけのことが、他のイキモノ同様にとんでもなく困難なことだったとしたら、きっとそれ以外のことを考える余裕なんてなくなるだろうし、そもそもボクも、こんなこと書いてる余裕なんて全然なくなるはずなのだ。

 とはいっても、正直10年後に自分が生き延びていられる自信なんて、今はまったくないんだけどね。

Tail-Lagoon @ 19:29   |   PageUp

30,000 days »

人生は、ざっと計算すると平均おおよそ3万日弱の日々の集積である。
このうち四分の一が睡眠だから、7,500日。
食事は八分の一として、3,750日。
排便時間や入浴時間は……?
ちりもつもればというが、集計すればどれも大きな時間になる。
しかし、1日の短さときたら、これは絶望的にあっという間だ。

Tail-Lagoon @ 10:34   |   PageUp