2011.03.01 (火)
グリンゴ爺さんが教えてくれた。旅とは境界を越えることだと。
見えない境界が案外身近にもあるはずだ。ただ一歩の距離に。
そして、そのただ一歩の境界だとしても、越えればそれはきっと旅なのだ。
逆に、もしも世界がボーダーレスになってしまったら、どこまで遠くへ移動しようとも、旅は無効だ。形骸化した娯楽行為ではない、本源的文化的な摩擦や負荷の経験は、もうなくなってしまう。とはいえ、今のところボーダーレスなど一部の経済人が宣う幻想に過ぎない。世界はフラットではないし、経済的な影響がどれほど広範囲になろうと(地表すべてを覆い尽くして?)、それでもひとつに統合されているわけではない。
様々な境界がクレバスのように世界を断絶させているのだから。
あるいは、その断絶や高低差、丘や谷間や氷河は、人間にとっては充分すぎるくらい永遠に存続するはずだから。(なくならないよ、いつまでもずっとね。そしてむしろ、その方がいいんだよ、きっとね)
Tail-Lagoon @ 13:05
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