2008 3月の記事

ブログと仕事と花粉症 »

 仕事が一段落したので、昨日今日とブログをいじっていた。

 複数のブログを同時に立ち上げたのは、仕事で使う覚え書きや遊びなどを混在させたくなかったからで、結果的には現状で「WEBとパソコン関連」「読書や書物に関すること」「作り話」「その他(上記の範疇に収まらないものや日記的なものなど)」および「非公開」の5つとなった。

 そう、この NodalPoint と名づけたブログは、一応メイン・ブログとしたけれど、本当は自分としては「その他」ジャンルなのである。「その他」がメインとなるあたり、拡散的(分散というよりも)な自分の指向や生活態度がよく出ているなと、我ながらそう思う。

 さて、残る問題は今まで使っていたサイトをどうするかということなのだが、閉鎖するつもりはない。メールアドレスなどもこのドメインで使用しているし、ブログではできないテストなどもこちらを利用してすることになるだろうし(通常そういうテストは一時的なもので、特に公開はしないのだが、そういうことができる場所として必要という意味で)。

 いずれはサイトのほうを、もう少し仕事向けに変更して、既存の私的・趣味的なものは奥へ押しやり、今後の私的・趣味的活動はブログのほうでと考えている。自分という人間を他者に知ってもらうには、おそらくブログのほうが好都合だろうし、しかし仕事は仕事としてプライベートと切り離したところできちんとしたい。ただ、あまりにビジネスオンリーの無味乾燥な関係は、人として浅くなるだけなのではないかと最近感じてもいるので、自分はこういう人間ですということを知ってもらえる場所も確保しておきたかったのだ。仕事上でも事務的な関係を超えて、人と人との関係を築けたらこんなに嬉しいことはない。名刺代わりにブログを見てもらうというのは、自己紹介する上で有用な方法となるだろう。

 この歳になってまだ自分の人生が今後どうなるのか皆目見当もつかない暗中模索の不安な状態にあるわけだが、ここから何か始まるかもしれないという若干の──非常に淡い──期待をこめつつ、さあ出帆しよう。

***

 それにしても……ついに今年も数日前から花粉症の症状が出始めた。憂鬱。目がかゆい、鼻の奥が熱い、鼻水が止まらないとなって、集中力を乱されるのがたまらない。こういう時は、肉体を持たない精神だけの生き物(『ディアスポラ』のヤチマのような?)になりたいなどと馬鹿なことを考える。もちろん、生物にとって身体感覚とは何よりも大事なものだというのは百も承知しているが、それでもね。そしてまた、何百年か何千年か後にはおそらく、そのような生物が生み出されていることだろうと信じてもいるのだが(無論、それはもう「人間」とは呼べない、まったく別の生き物だ)。

Tail-Lagoon @ 20:37   |   PageUp

サイトのリニューアル »

www.tail-lagoon.com
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 WEBサイトのトップページを仕事向けに作り替えてみた。もっとも、これで仕事の依頼が来ると考えるほど甘くはないが、しかし以前の私的趣味100%サイトでは、さすがに仕事では使えないと思ったので。

 あと、問い合わせのためのメールフォームも設置。これまでサイトで使用していたメールアドレスはスパムが増えてきたから、本当はすぐさま削除したいところだが、一応まだこのアドレスに重要なメールが送られる可能性もあるので、もう暫く残しておくことにした。

 ともかく、自身のサバイバルのために、打てるだけの手はすべて打とうと思う。……で、あとは、最も苦手な営業(自分を売り込むのがどうも不得意でね、私はこんなにすごいことできますなんて大口叩く真似は一生無理。率直に誠実にという以外にできることはない)に駆けずり回ることになるのだろうか。でも問題は売り込み先をどこにするかの選択だよなあ。

 何か新しいインタフェースを試してみようとかいう実験的なサイトはともかくとして、通常あまり奇を衒ったサイトやマニアックなものは敬遠されるだろう。目先の新奇さよりも、もっとオーソドックスにシンプルに、伝えたいことをきちんと伝える、そういうサイトを作りたいのだ。適正なイニシャルコストとランニングコストで。

 それにしても、暗中模索、五里霧中、一寸先は闇……ただ生き延びるということが、どうしてこれほど難しいのだろう。

Tail-Lagoon @ 04:04   |   PageUp

「小栗康平全映画」を観る »

 22日、23日の土日に、ポレポレ東中野で開催されている小栗康平監督の映画上映に出かけた。5作品全部見るなら4,000円、しかも嬉しい特典付! と、思わず宣伝したくなる。(詳細は下記の関連サイトのリンク先で見てください)

 初日は『死の棘』『埋もれ木』の2本、二日目は『伽倻子のために』の1本、計3本を見た。残る2本『眠る男』『泥の川』は、今のところいつ見に行くか決めてないが、楽しみにしている。4月11日まで開催しているから、まだ余裕はあるけれど、なるべく早いうちに全作品を見終えて、残りの期間で幾つか再鑑賞できたらなあと目論んでいる次第。

 小栗監督の映画を見るのは、実は初めてだ。『風の旅人』を通じて知ったのである。17号から最新号までの小栗監督の文章を通読すると、人間がものを「見る」ということの、その根本的な行為について、毎号話題を変えながら深い考察が重ねられ、われわれ読者はもはや「見る」ことを「見過ごす」ことができなくなってゆく。人間にとっての、「見る」ことと「生きる」ことの、その深い連関に思い至った時、ぼくらが普段意識的にも無意識的にも見続けている世界とその映像記憶に対する、新しい「視点」を得られるだろう(静止した思考的な視点ではない、生きた「眼差し」と呼べるようなそれを)。

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Tail-Lagoon @ 10:54   |   PageUp