ベルナール・ビュフェ展

 電車の吊り広告のピエロの絵が印象的だったので『ベルナール・ビュフェ展』を見に行ってきた。ビュフェについての予備知識は全くなし。その特徴的な黒く太い輪郭線の故、コマーシャルアートを予想していたのだが、実際は殆どが油彩のファインアート。新鮮な驚きが心地よい。無知でよかった。
 で、ビュフェの絵は、結構気に入ってしまったのだが、しかし、ぼくの評価はかなり間違っているようである。なぜなら、後で買い求めた鑑賞ガイドには「虚無」「孤独」「悲惨」などの暗い単語が並んでいるのだが、ぼく自身が絵から受けた印象は非常にユーモラスで可笑しいものだったからだ。うん、確かにね「虚無」や「孤独」を感じ取れないわけではないよ、でもその表現方法はとてもユニーク(唯一無二という意味だ)でユーモラスだと思う。例えば、カフカの作品が暗く重たい主題を負いつつもある種の軽やかさとユーモアを併せ持つように、ビュフェの作品にも軽さやユーモアがあるように感じるんだよね。そんな感想を持ったのはぼくだけだろうか。

Bernard Buffet
http://museebernardbuffet.com/

ビュフェ美術館
http://www.buffet-museum.jp/

損保ジャパン東郷青児美術館 ベルナール・ビュフェ展
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/

Tail-Lagoon @ 23:59

コメントおよびトラックバック受付中です。
TB : http://weblogs.tail-lagoon.com/NodalPoint/2005/08/13/43/trackback/

コメントをどうぞ

この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読できます。