2009/01/22(木)
少し薄暗い図書館の中。書物の圧倒的な量塊が、ひっそりと息づいている。この空間が好きだ。「図書館──または宇宙」とはボルヘスの『バベルの図書館』。
人間が、長い年月かけて、残してきた言葉の集積。整然と並んだ本棚の間をぼんやりと歩いていると、迷宮に彷徨い込んだような気になる。書架の反復が、空間を無個性にし、こことそこの区別を失わせるのだ。ある書架の前を通り過ぎると、また別の書架が現れる。その繰り返し。迷宮の本質は無限の反復である。
ボルヘスを代表に、図書館と迷宮は我々の想像力の中で親和的に連結する。そういえば、エーコの『薔薇の名前』の書庫も迷宮だった。
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Tail-Lagoon @ 17:44
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2006/03/13(月)
図書館に纏る言説・記述を収集する(ただし、自分にとって興味深かったもののみ)という計画(無論、永久に完了しない)
Filed under: Collect | タグ: 図書館
Tail-Lagoon @ 00:00
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2005/08/07(日)
「フーコーは、図書館と書物の比喩が特に好きだったようである。多くの書物が並んでいる図書館は、フーコーにとっては人間の幻想が棲息する濃密な場所のように見えたらしい。『空想的なものは、書物とランプの間に棲まう。幻想的なものはもはや心の中に宿るのではなく、自然の突飛な出来事の中にあるのでもない。それは知の正確さの中から汲みあげられてくるのであり、その富は文書の中で読まれるのを待っているのである。夢みるためには眼を閉じていてはならない。読むことである』。フーコーにとって〈読むこと〉は、自分の幻想を羽ばたかせ、人々の幻想を解読する営みだった。」
(『フーコー入門』中山元)
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Tail-Lagoon @ 02:54
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