2009/03/03(火)
「問題の要点は、現場に居合わせた一人一人がみんな、この話は作り話だと知っていながら、しかも、それを否定していない、ということだ。今となってはもうとり返しがつかん。この話は嘘だと知っている連中が黙って見ているあいだに、そのまったくの嘘っぱちが伝説になるまでにふくれ上がってしまったんだ」
「そうですね。じつに面白い、じつに。歴史はこうして作られるんですね」
「そうだ。歴史はね」(『時の娘』 ジョセフィン・テイ 小泉喜美子 訳)
歴史は、それを記述させた誰か(大概において記述した誰かではなく)にとって都合の良い記録。
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2008/06/05(木)
神々の性質および、神々間または神々と人間との関係に関する基本的な過程を容認するならば、この神学体系はそれ自体すべてのことに説明を与える。おこる可能性があるすべての事象に関する出来合いの説明が用意されている。予兆や予告がある災害を告げて、それがおこらなかったならば、神官たちのとった予防措置が効果を発揮した、ということになる。またもし災害が予告なしに訪れたとしたら、それは神が人間にあらかじめ知らせまいとしたからである。
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