2008 6 月の記事

「日野啓三 著作リスト」を追加しました。 »

 投稿(post)ではなく、固定ページ(page)として、「日野啓三 著作リスト」を追加しました。これは、http://www.tail-lagoon.com/table/keizo_hino.php で掲載していた情報からの転載・修正版ですが、表紙画像が追加されています。今後はこの新規ページの方で、表紙画像や備考欄などをもっと充実させてゆきたいと考えています。といっても、それほど頻繁に更新はできないでしょうが……。

 以上、新規ページ追加の告知記事でした。

Tail-Lagoon @ 23:29   |   PageUp

部屋 »

『クローム襲撃』ウィリアム・ギブスン/ ハヤカワ文庫SF
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 ときおり、ここにはだれが住んでたっておなじだという気がすることがある。中が散らかってるという意味じゃない。おれはいくらかロボット的だが熟練したハウスキーパーだから、ポスターの額のてっぺんやなにかまできちんと埃をはらうことを忘れない。だが、ときおり、この部屋と、基本的消費財の基本的集積を見て、軽いさむけを感じる。つまり、べつに猫とか、鉢植えとか、なんだかんだをそこに置きたいってわけじゃないが、ここに住んでる人間はだれだっていいし、こんな品物を持ってる人間もだれだっていい、というような気になる瞬間がある。おれの人生ときみの人生、おれの人生とだれかの人生、なにもかもが互換可能だ、と。

『クローム襲撃』「冬のマーケット」ウィリアム・ギブスン 朝倉久志 訳)

Tail-Lagoon @ 10:36   |   PageUp

災害に対する神官の用意 »

『世界史(上)』ウィリアム・H・マクニール/中公文庫
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 神々の性質および、神々間または神々と人間との関係に関する基本的な過程を容認するならば、この神学体系はそれ自体すべてのことに説明を与える。おこる可能性があるすべての事象に関する出来合いの説明が用意されている。予兆や予告がある災害を告げて、それがおこらなかったならば、神官たちのとった予防措置が効果を発揮した、ということになる。またもし災害が予告なしに訪れたとしたら、それは神が人間にあらかじめ知らせまいとしたからである。

『世界史』ウィリアム・H・マクニール 増田義郎/佐々木昭夫 訳

Tail-Lagoon @ 11:00   |   PageUp