フーコーの自由

『フーコー・ガイドブック』フーコー/ちくま学芸文庫
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「フーコーはひと目見たら忘れられないスキンヘッドの哲学者だ。思想家には欠かせない「頭」そのものが存在と化したような風貌の人だった。もともと若い頃から髪の毛は少なかったようなのだけれど、あるとき托鉢僧のように頭を剃り上げることを決意して実行した。以来自分は毛髪の問題から自由になったのだと本人は述べているから、意志と決断によって自由を手に入れるタイプの人だったのだ。鋭い思考と強い意志とを一致させることで自己を統治すること、フーコーの風貌はそのような哲学者としての思考する主体のあり方が作り出した思想家のアイコンなのだ。あなたが、フーコーのスキンヘッドにある種のかっこ良さを感じるとすれば、それはそのような哲学者のハビトゥス(身の処し方)を感じとっているからだろう。」

( 『フーコー・ガイドブック』「序 フーコーを読むために」石田英敬
/ 小林康夫・石田英敬・松浦寿輝 編)

Tail-Lagoon @ 03:49

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