台風が去り、天が高くなった。馬が肥えた。秋だなあ。肥大した馬は豚と見分けがつかなくなり、私の顔は他人と区別がつかなくなった。たぶん私は今、鏡像段階以前の状態へと溯行しているのだ。やがて私は身体を失うのかもしれない。かわりに手に入れるのは──身体を失った者が手に入れるという表現を使用するのは矛盾しているようだが──夥しい不条理の群体/軍隊とそれらが築きあげた無数の屍だろう。秋は死を準備する季節だから。

Tail-Lagoon @ 00:00

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