2005/08/26(金)
塗りたくられた絵の具の湿った臭いが、カンバスの上を這いずり回るカメレオンの皮膚を刺激していた。体色の速やかな変化を繰り返しながら、カメレオンは次第に極彩色の怪物となってゆく。ぐりぐりと目を回し、酩酊し、いくつもの一瞬の永遠が過ぎ去ってゆき、宇宙のあらゆる色彩が混じり融け合い、彼の魂は白く輝き──彼の身体はやがて、黒く濁ったひとつの塊と化してしまった。
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Tail-Lagoon @ 00:00
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